占星術は大概生年月日で星を割り出しますが、これでは同じ日に生まれた人は全く同じ人になってしまうのでは?という疑問が湧いてくるかと思います。さて、同じ生年月日の人は同じ人なんでしょうか?。
同じ人になってしまう?
宿曜占星術はある意味非常に、生活に密着した占星術です。
皆さんは疑問に思ったことがありませんか?。こういったホロスコープで本性を占うと、「同じ生年月日の人は全く同じ人になってしまうのではないか??」という点です。これに対する答えは「本性は全く同じと言って良いです」が答えです。では「本性が同じなら同じ運命をたどるのか??」というと答えは「NO」です。
では何が違うのか?それは「環境が影響してくる」のです。
環境が違うと何が違う?
あくまでも「例え話」です。
2組のカップルがいます。両方とも男性は角宿、そしてお相手は女宿。最高の組み合わせのカップルです。しかし、ちょっとしたことが違いました。それは一方の男性の仕事場には、つい最近張宿の女性が就職してきたのです。
角宿の男性からすれば、張宿は安壊の近距離。しかも角宿は張宿に壊される相手です。
仕事上「もう少しこうしてくれれば…」「もうちょっとこうならないかなぁ…」角宿の男性は張宿の仕事のやり方にイライラさせられます。ついつい仕事を手伝うことになったり、クレーム処理をさせられる事に…。必然的に仕事は増え、その上クレーム処理などでストレスも溜まります。
結果として、女宿の彼女ともだんだんうまくいかなくなります…。
つまり、同じ生年月日のカップルであっても、環境によって全く違う結果になるわけです。
まぁ、これはあくまでもたとえ話なのですが、人間関係とは得てしてこんな物だったりします。最悪の事態として、女宿の彼女とうまくいかない事をつい張宿の女性に話してしまい、そのことからだんだんと関係が…なんて事もあります。そうなると収拾がつきませんよね…。
やっぱり「環境」は無視できない
人間は一人で暮らしていくことは不可能です。
食事をするために買い物をするだけでも、どういう人間関係につながるか分からないものです。つまり、自分の周りをよくよく調べて、深くつきあうべきか、距離を持って接するか、そんな事から使える非常に実践的な物なのです。