他人からの評価が気になる方は多いでしょう。しかし、その評価はそのまま捉えて問題ないのでしょうか?
鏡は左右反対だが
宿曜占星術の各宿の本性、これを読んで「これは自分ではない」とおっしゃる方は意外と多くいらっしゃいます。しかし、こうおっしゃる方の中にも、私から見ると「非常に当たっているけどね…」と感じる方も多い物です。
これは非常に面白い現象なんですね。
この手の話によく使われる例えは「冷静沈着」と「冷酷無比」です。
実は「冷静沈着」と「冷酷無比」は「同じ特徴を表した言葉」であり、同じ特徴が「違う場面」で出てきた時に使われる言葉なんです。
これ以上の言葉に関する説明は国語の授業になってしまうのでこの辺でやめておきますが、「同じ特徴が場面により良くも悪くもなる」というのが今回のキモです。
同じ特徴も違う言葉で表せる
「冷静沈着」と言われれば、それは「ほめ言葉と捉える方」が多いでしょう。ですから「冷静沈着な方ですね」と言えば、怒り出す方は少ないでしょう。しかし「冷酷無比な方ですね」と言えば、不愉快な思いをされる方が多いでしょ?。これは「冷静沈着」という言葉は受け入れられやすいが「冷酷無比」は拒否される言葉であると言うことです。
当たっていないと思われる方は、もう少し言葉にある本質を読むようにした方が良いかもしれませんね。まぁ、こういう事が出来る能力は社会生活でも非常に役に立ちます。
とは言え、あくまでも統計学式ですからね、はずれる時ははずすんです^^;;。