宿曜占星術で日の吉凶に稀に出てくる陵逼期間とは何か? 陵逼期間に関する解説です。
ご質問をいただきました。
今回は以下のようなメールをいただきましたので、それについてお答えしてみたいと思います。
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「宿曜師の独り言」で取り上げていただきたい話題があるのです。
今月の12日から陵逼(吉凶逆転)期間というものがあるのに気づき、これってナンだろうと疑問に思いました。この期間のご説明などしていただけたら幸いです。
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日々の吉凶が書かれているのに、陵逼(吉凶逆転)期間というものの説明がありませんね、確かに…^^;;。
まぁ、簡単に言えば「吉凶が逆転する期間」なんですw。
えっ?そういう意味ではない??…^^;;。やっぱり説明いります?。
では順を追って説明しましょう。
「曜」という要素
宿曜占星術はその名の通り、「宿」と「曜」という二つの重要な要素があります。そして三・九の秘法という「秘宿」というものがあります。この「秘宿」というものが「親宿」「栄宿」や「安宿」「壊宿」というものです。宿曜占星術 sukuyou.com は27宿と秘宿でそのほとんどが構成されています。
その理由は曜が関係してくると非常に解り辛く、専門的な知識が必要になるからです。しかし、宿曜占星術 sukuyou.com にも、実は一部「曜」が取り入れられています。それがこの「陵逼期間」なんです。
算出方法などその詳しい説明は割愛させていただきますが、ある一定の日(旧暦)がある一定の曜日(月曜とか日曜のことです)になると、この「陵逼期間」が発生します。
この期間は宿が曜に剋されてしまい、宿の吉凶が逆転してしまうのです。
「六害宿」
この期間は大抵の場合吉凶が逆転するだけなのですが、ここにも例外が存在します。それが、なめてかかると痛い目に遭う「六害宿」というものです。宿曜占星術 sukuyou.com では日の吉凶がピンク色になっている期間(すなわち「陵逼(吉凶逆転)期間」)中に
○宿~陵逼(吉凶逆転)期間
厳重な注意を持って行動してください。
この日に以下の事をすると、仕事に支障をきたすといいます。難を逃れるために「南無観世音菩薩」と東の空に向かって3回唱えてください。
となっている日のことです。
実際に「お金を貸していけません」という日にお金を貸したら、その日の夕方に職を失った人もいます(実話ですよ、もちろん)。
このように意外に怖い期間です。宿曜占星術 sukuyou.com では個別にきちんとワンクリックで、その日がどういう日なのか解るようになっています。日々チェックしてくださいね。