第一印象
いろんな人と知り合う機会がありますが、ついつい第一印象と言う枠をあてはめてしまいます。悪い印象ならよいのですが(けして良い事ではありませんが、今回の話題として)、良い印象を持つと理想を押し付けてしまいがちです。その理想から外れると「こんな人だとは思わなかった」なんてね。本当は自分の勝手な思い込みなのに。
理想を押し付けられたほうは大変です。自分はいつもと同じ、特に変わった事はしていない。でも、相手の中では「裏切った」まで思われる事もある。異性間では特に起こりやすいでしょう。私も、結構押し付けました。でもこれは、異性間に限られた事ではありません。
誰だって傷つけられるのは嫌です。だから印象のよい人を「味方」と位置付けたくなります。当然印象が良いのですから、何かしらの共通点は有ったはずです。でもその点だけ共通しているのかもしれません。人生のバックボーンが違うのですから、そう言う事は多々あります。自分が全てではありませから。
ある意味人付き合いに偽りは必要だが
依存傾向の強い人は、どうやら少しでも理想から外れると自分の周りから排除しようとする傾向が強いようです。(この点については別の機会に)
では、これは受け手だけが悪いのでしょうか?
答えはNOです。少しでも「良い人」になるためにわれわれは努力しています。ですから、背伸びのし過ぎにもなります。もちろん、わざと勘違いするように近づく悪意を持った人もいます。「この女とやりたい」一心でそうする男性もいるでしょう。悪いとは言いませんが、ほどほどに。
人付き合いって難しいですよね。私も不得手です。でも、一人で生きることは不可能。人付き合い無くして、私自身もありえないのです。 先日テレビを見ていたら、三輪明弘氏が「人付き合いは腹6分目が良いのよ。お腹一杯は失敗するの」とおっしゃってました。同感です。
正直に、そして全てをさらけ出すのではなく、6分に押さえる。う~ん、やっぱり難しい。